「髪がパサパサしてまとまらない」「毛先がうねるし枝毛もすごい」
女性にとってダメージを受けた髪の毛というのは色々とストレスが溜まるものです。TVCMに出てくる女優さんのように、潤いがあってツヤツヤした髪の毛には女性なら誰しも憧れますよね。
では、ダメージヘアの原因とは?どうすれば潤いのある髪の毛を取り戻せるのか?を原因と対処法に分けて考えていきたいと思います。
ダメージヘアの原因
潤いのある髪の毛を取り戻すには、今なぜ自分の髪の毛がダメージを受けているのかを知ることが大事です。
せっかくダメージケアをしても、原因をそのままにしていれば髪はダメージを受け続け、いっこうに髪の状態が回復していかないからです。
髪がダメージを受ける原因には主に以下のものがあげられます。
ヘアカラー(ブリーチ)、パーマ、縮毛矯正など科学的なダメージ
ヘアカラーやパーマ剤などに含まれるアルカリ剤が髪の表面のキューティクルを剥がし、髪内部の水分や栄養素をうばってしまいパサパサと乾燥した髪にしてしまいます。
特にヘアカラーに含まれるパラフェニレンジアミンという成分は毒性も高く、イギリスでは17才の少女がジアミンアレルギーによって死亡してしまうという事故も起こっています。
今はヘアカラーをしていない女性のほうが少ないと思いますが、毒性の高いカラー剤を使うことで髪へのダメージが大きい分、ヘアケアも丁寧にする必要があります。
紫外線のダメージ
5月~9月ごろの紫外線の強い時期には、紫外線が与える髪への影響も多くなります。
太陽の光を浴びた髪の毛は紫外線を吸収します。
髪の毛は基本的にたんぱく質(アミノ酸)によって構成されていますが、紫外線を浴びることによってこのアミノ酸が酸化してしまいます。
分かりやすくいえば「髪がやけどをした状態」になるということです。
そうなることで、たんぱく質が失われキューティクルが剥がれ落ち、髪が乾燥しダメージを受けてしまいます。
夏に海に行ったときなどの帰りには髪がパサパサしてきしむことが多いと思いますが、紫外線はお肌だけではなく髪にとっても天敵なのです。
ドライヤーやヘアアイロンなどの熱によるダメージ
ヘアブローと時のドライヤーやヘアアイロンなどの熱も髪の毛のたんぱく質を固まらせ、キューティクルにダメージを与えます。
髪を傷めてしまう最大の原因は「髪の乾燥」です。
外気による乾燥に加え、熱による髪へのダメージでさらに髪を乾燥させてしまい、髪の状態がどんどん悪化していくというサイクルにおちいってしまうのです。
くれぐれも、オーバードライ(髪の乾かしすぎ)には注意しましょう。
ダメージヘアの対処法
それでは傷んだ髪へのヘアケアによる対処法ですが、ここで知っておいてほしいことがあります。
髪は死んでいる細胞のため、髪の痛みが自然に回復することはありません。
髪の毛は、爪などのように角化した細胞が皮膚の表面から出てきているものであり、傷んだ髪が元にもどることはないということです。
なので、髪の毛のダメージケアとは「これ以上髪の毛を傷めない」「新しく生えてくる髪の毛を傷めない」ためにするものです。
カラーリングはできるだけ美容室で
できることなら市販のカラーリング剤でのセルフカラーはやめて、美容室やサロンでカラーはしてもらうようにしましょう。
理由は、自宅などで市販の染料を使って染める場合は、傷んだ髪の毛もまだ健康な髪の毛も同じように染めてしまっています。
これでは、傷んでない部分を傷めて、傷んだ部分はさらに傷めてしまうということがおこります。
美容室では、傷みがはげしい部分にはやさしい薬でカラーをするなど、髪の毛の状態によって染め方を変えてくれますので、傷みがひどくなりにくいというメリットがあります。
カラー後のケアもしっかりとしてもらえますので、その点でも安心です。
その他にもカラーリング後のケアとしては、「DO-Sアルカリオフ」などのヘアケア用品でカラー後の髪を早めに弱酸性にもどしてあげるといいですね。
カラーリング剤というのはph10を超えるものも多く、カラー後には髪が極度のアルカリ性に傾きます。
髪がアルカリに傾くとキューティクルが開いてしまいます。キューティクルが開くと髪内部の水分や栄養素が外に出やすくなりますので、髪が乾燥しパサつきやすくなります。
なので、美容室ではカラー後に髪を弱酸性に寄せるようフォローするのですが、しばらくすると髪に残った残留アルカリにより、またキューティクルは開いてしまうんですね。
そうすると、また髪のパサつきやダメージが起こってしまうということになります。
「DO-Sアルカリオフ」などで美容室から帰ったあとも髪を弱酸性によせてあげることで、髪へのダメージは最小限に抑えることができるのです。
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価格:972円 |
シャンプー後の髪の乾かし方に気をつける
シャンプー後の濡れた髪というのはキューティクルが開いた状態にあります。
この状態のまま寝てしまったりすると、枕との摩擦などでさらにキューティクルが剥がれ落ちてしまい「髪の毛の乾燥」「枝毛」などの原因となってしまいます。
なので、髪を洗った後はなるべく早く髪を乾かしキューティクルを閉じてあげるということが大事です。
ただし、ドライヤーの熱にもキューティクルは弱いので、なるべくドライヤーは髪の毛から離すようにして、7割くらい髪の毛が乾いたらこんどはドライヤーの風を冷風に切り替えて乾かすようにしてください。
使っているシャンプーを保湿性の高いシャンプーに変える
市販のシャンプーには、合成界面活性剤というものがよく使われています。シャンプーの成分表で良く見かける「ラウリル硫酸Na」「ラウレス硫酸Na」などがそうです。
合成界面活性剤は洗浄力が高いので、洗いあがりの気持ちよさというものはあるのですが、洗う力が強すぎて頭皮や髪に必要な油分まで落としてしまいます。
このことにより髪はより乾燥してしまい、パサつきやゴワつきの原因になります。
シャンプーとセットになったトリートメントにはシリコンが入っているので、髪はシリコンによりコーティングされ、表面上は髪は落ち着いているかに見えるので分かりにくいですが、実は髪の毛は悲鳴を上げています。
なので、髪のダメージケアをしようと思ったら市販のシャンプーはやめて保湿効果の高いワンランク上のシャンプーを使うのがコツです。
オーガニック系のアミノ酸シャンプーは洗浄力もマイルドで、適度な油分を髪や頭皮に残し、さらに髪に潤いを与える保湿効果のある成分がたっぷり含まれているので髪の水分不足を補ってくれます。
そうすることで、徐々に髪がしっとりとまとまる髪に変化していきます。
ノンシリコンタイプのものが多いため、使い始めはパサつきを感じるかもしれませんが、使い続けることで効果が実感できる瞬間が訪れます。
当サイトのおすすめシャンプーも紹介しておきますので、よかったら参考にしてください。
おすすめのオーガニックシャンプーランキング
1位 さくらの森 ハーブガーデンシャンプー
天然素材100%でつくられた日本のオーガニックシャンプーの代表的シャンプー。
高いダメージ補修効果が特に人気で、ダメージが蓄積された髪をサラサラ、ツヤツヤの髪へと導いてくれます。しっとり系のシャンプーですので、髪がパサつき広がってしまうという女性におすすめのシャンプーです。
また、ハーブガーデンシャンプーは、熊本県阿蘇山の新鮮なハーブを煮出してつくったハーブウォーターがベースになっているのが特徴的です。
天然ハーブの効果で、殺菌・抗菌効果に優れているので、頭皮がべたつき臭いが気になるという女性にもおすすめ。
ハーブガーデンシャンプーの評価
商品価格 | 4,000円(税別)モニター価格 |
ハリ・コシ | ★★★☆☆ |
保湿・潤い | ★★★★★ |
頭皮の臭い | ★★★★★ |
頭皮ケア | ★★★★★ |
泡立ち | ★★★★☆ |
香り | ★★★☆☆ |
2位 haru黒髪スカルプ・プロ
haru黒髪スカルプ・プロは、抜け毛や白髪が気になってくる40代の女性におすすめのシャンプーです。
育毛剤に使われている有効成分「ミノキシジル」の約3倍の効果をもたらす「キャピシル」を高濃度に配合し、シャンプーをしながら育毛ケアができる優れた商品です。
また、白髪になる原因のひとつにメラノサイトの機能低下がありますが、haru黒髪スカルプ・プロは、メラノサイトを活性化する働きをもつメラチンを配合していて、育毛だけではなく白髪のケアも同時に行うことができます。
原料のすべてが100%天然由来の成分なため、頭皮に優しく安心して使い続けることのできる無添加シャンプーです。
haru黒髪スカルプ・プロの評価
商品価格 | 3,600円(税別)(初回限定) |
ハリ・コシ | ★★★★☆ |
保湿・潤い | ★★★☆☆ |
頭皮の臭い | ★★★★☆ |
頭皮ケア | ★★★★★ |
泡立ち | ★★★☆☆ |
香り | ★★★★☆ |
3位 mogans(モーガンズ)
mogansは、@コスメ口コミランキング1位の超人気アミノ酸シャンプー。
厳選された高価な天然アミノ酸が18種類も配合されたワンランク上の女性のためのちょっと贅沢なシャンプー。
非常に低刺激なタイプのシャンプーなので、アレルギーやアトピーに悩む女性に特におすすめ。肌の弱い女性にとっては強い味方になるノンシリコンアミノ酸シャンプーです。
mogansシャンプーの評価
商品価格 | 2,808円(税込) |
ハリ・コシ | ★★★★★ |
保湿・潤い | ★★★☆☆ |
頭皮の臭い | ★★★☆☆ |
頭皮ケア | ★★★★☆ |
泡立ち | ★★★☆☆ |
香り | ★★★★☆ |
