自然派でナチュラル志向の女性に大人気のオーガニックシャンプー。
オーガニックシャンプーといえば、「安全」「癒し」「優しい」などのポジティブなイメージが先行しますが、それぞれメリット・デメリットがあります。
このページでは、オーガニックシャンプーのメリット・デメリットについてご説明したいと思います。
その前に「オーガニックとはなんぞや?」と思っているかたは、こちらのページをご覧ください。
オーガニックシャンプーとは?オーガニックシャンプーの基準などのお話
オーガニックシャンプーのメリット
オーガニックシャンプーとは?オーガニックシャンプーの基準などのお話であるように、オーガニックシャンプーの基準はとてもあいまいなものです。
なので、高品質のオーガニックシャンプーの原則である
- 化学成分が入っていない、もしくは入っていてもごく微量である
- エコサーチなどのオーガニック認定機関がオーガニックと認定しているものを主に原材料に使用している
この2点を満たしたシャンプーという前提でメリットを説明したいと思います。
頭皮へのダメージの少なさ
オーガニックシャンプーというのは天然由来の素材が原材料ですので、頭皮トラブルが出にくいとても肌に優しいシャンプーです。
シャンプーによる頭皮トラブルの原因は、高級アルコール系シャンプーなどに代表される「ラウレス硫酸Na」などの洗浄力の強い成分が原因です。
オーガニックシャンプーは、「ラウロイルメチルアラニンNa」や「ココイルグルタミン酸Na」などのアミノ酸系の弱酸性の洗浄成分が配合されているケースが多く、これらの成分は頭皮への刺激も少なく安全性の面でも高い評価を受けています。
ただ安全性が高いぶん、洗浄力もマイルドで洗浄力自体はあまり高くありません。
洗浄力が低いと聞くと「ちゃんと清潔に髪を洗えるの?」と心配になるかたもいるかも知れませんが、基本的に髪の汚れ自体は、お湯で洗っても洗い落とせるくらいなので問題ありません。
逆にそのマイルドな洗浄力が頭皮に適度な皮脂を残してくれるので、むしろ頭皮環境は改善していきます。
頭皮の肌荒れ、頭皮のにおい、フケやかゆみなどの頭皮トラブルを抱えている女性にはこの点は最大のメリットとなります。
髪の保湿効果
オーガニックシャンプーには保湿・保水効果の高い植物由来の天然成分が多く配合されています。
モンゴンゴオイルやバオバブ種子油などが最近は注目されていますが、これらの成分は保湿効果が高く髪や頭皮を乾燥から守ってくれます。
髪の水分不足は髪のパサつきの原因ですし、髪の水分量が減ってくると髪の表面のキューティクルが剥がれ、髪へのダメージが大きくなります。
オーガニックシャンプーは優れた保湿効果で潤いのある髪を保ってくれるというメリットがあります。
環境への優しさ
現在はさまざまなシーンで環境問題が話題となっています。
オーガニックシャンプーは天然素材が主な原材料のため、洗い流したあとの多くはそのまま自然に還ります。
変な科学物質が地球に蓄積される心配がないため、環境にとても優しいという点もメリットとしては挙げられます。
オーガニックシャンプーのデメリット
ここまでメリットを見てくるといいことだらけのように思えますが、オーガニックシャンプーにもやはりデメリットはあります。
価格が高いものが多くコスパが悪い
これは仕方が無いことなのですが、市販の安価なシャンプーと比べてもどうしても原材料のコストが高いため、商品価格が高くなります。
なかには、「えっ~、シャンプーにそんなに出せないよ」と驚くほど高価なものもあります。
シャンプーは毎日使うものですので、コスパの悪さは一番のデメリットになります。
中にはオーガニックのイメージを利用して、商品価格は高いのに品質は?が付くシャンプーもありますので注意してください。
価格が高いぶん、シャンプーの選び方を間違うとダメージが大きいというのもデメリットですね。
オーガニックシャンプーは頭皮に対してダメージが少なく、お財布に対してダメージが大きいシャンプーです(笑)
香りが独特なものが多い
オーガニックシャンプーは合成香料などを使わず香り付けも天然材料を使っています。
なので香りが独特なものが多いんです。植物由来のせいか草のニオイがしたり、木のニオイだったり・・・
日本国内で生産されているものは、日本人が好むような天然アロマなどのハーブ系のニオイが多いのですが、海外のものは文化の違いからか香りがキツイものが多いように感じます。
中には私が男性だったら髪の毛からこんな香りがする女性はいやだと思うほど強烈なものも・・・
なので、香りに好みがあるかたはとりあえず国産のオーガニックシャンプーを選んでおいたほうが安心です。
あと、香りが消えるのが早く残り香が残りにくいので、シャンプーに残り香を求めている女性には向いていません。
ごく稀にですがアレルギーが出る可能性も
オーガニックシャンプーは植物の成分を使っているものが多いので、植物アレルギーの可能性もゼロではありません。
卵や蕎麦アレルギーにしてもそうですが、自然のものだからリスクが無いというわけではないのです。
シャンプーの生産メーカーも事前にパッチテストなどを実施し、アレルギーには十分配慮していますが、シャンプー使用後にかゆみやかぶれなどの症状が出た場合には使用を中止しておきましょう。
オーガニックシャンプーのメリット・デメリットまとめ
いかがでしたか?オーガニックシャンプーにもメリット・デメリットがあるのは分かっていただけたでしょうか?
けっしてオーガニックシャンプーだから良いという訳ではありません。
オーガニックシャンプーが合わず、石鹸系や高級アルコール系シャンプーが合う女性もいるということです。
シャンプーは女性にとって大切なアイテムです。
自分が気に入ったシャンプーを使うということが一番大事です。
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